石井のブログ2

ラジオDJ、ナレーターなど話す仕事とときどきレコメンド書き。音楽中心マイペースなブログ。

ボヘミアンラプソディ

11月9日に公開される映画「ボヘミアンラプソディ」を

一足早く見せて頂きました。

 

映画始まってから終わるまで、ずっと泣いていた気がする。

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フレディの内面に触れたような、そんな映画でした。

クイーンのこと、フレディのこと、アウトラインは

知っていたけれど、この映画を見ることで、

その壮絶さや悲しみ、そしてそれを越えた命の煌めきのようなものを

観たような気がします。

 

ボヘミアンラプソディのレコーディングをしていた場所が

意外な場所だったのに驚いたし、

ウィー・ウィル・ロック・ユーの足踏みと手拍子の

生まれたアイデアを知ったりというもの、

とても興味深かったです。

 

でも、やっぱりフレディの苦悩なんかが、

映像で見ると、より悲しくて。

家族とのつながり、メンバーとのつながり、

そして元妻で親友のメアリーとのつながり。

 

私はメアリーに愛を誓っているシーンで、

オペラの蝶々夫人の「ある晴れた日に」が流れていて

それがまた悲しい感じがしました。

 

光が大きければ、それと同じだけ影も出来るなんて

いわれるけれど、

そんな単純に片づけられるものでもなく、

ただただ、とてもピュアのフレディの姿に魅了され、

そして傷つく彼の姿に悲しくなり涙してしまう、

そんな映画でした。

 

フレディの歌声って、心にとても響くよねと

ずっと思っていましたが、この映画を見て

その理由がよく分かったような気がします。

 

美しさ、悲しさ、そしてそれを超える煌めき、

なんだかそんな言葉がとても浮かぶ映画です。

改めて、クイーンの楽曲聴いては、

フレディのことを思ってしまう、そんな感じ。

 

ぜひ見てみてください。

 

ちなみに、映画の最初に流れる、

20世紀FOXの映像と音楽。音楽がいつものを

アレンジしてあって、カッコいいですよ。