石井のブログ2

ラジオDJ、ナレーターなど話す仕事とときどきレコメンド書き。音楽中心マイペースなブログ。

花嫁様へ☆披露宴で司会と選曲をする人が教える☆開宴前音楽②クラシック音楽を使うなら

秋と言えばブライダルシーズン!

去年の夏にゼクシィで結婚式にまつわる選曲をさせて頂いて

楽しかったので、結婚式にまつわる音楽のコラムを書いています。

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職業柄、友人の結婚式で司会や、二次会のMCをさせてもらうことが

あるのですが、司会進行と共に、選曲の相談も受けることがあります。

「こんなのどう?」なんて、友人に紹介する感じで、

結婚式で使用するのにおススメの音楽を紹介してみたいと思います。

 

今回は、開宴前音楽についての第2弾。

前回は、甘くてカワイイ雰囲気のドレスや会場の方におススメする音楽

でしたが、今日は、クラシック音楽のことについて。

クラシックバレエの音楽についてお話します!

 

 

 

実は、5歳から大学生卒業するまでクラシックバレエをやっていたんです、私。
社会人になってからも、たまにレッスンに行くこともあるのですが・・・
一応、バレエ歴17年以上ということで(笑)

 

バレエの音楽って、基本的には踊るための作られた音楽なので、
聴いていると、踊りだしたくなるような、心が弾む音楽が多数あります。

そのため、開宴前に流しておくと、会場も華やかな雰囲気に包まれて
とても良いのではないでしょうか?

 

前にも書きましたが、開宴前はお酒も入っていない状態ですので、

みなさん音楽に耳を傾けてくれたり、

テーブルにあるメッセージを読んでくれたりと、

余裕がある状態です。

(始まると写真撮ったりなんだかんだで、お客様も忙しいので)

 

それから、開宴前は、少し緊張した雰囲気も漂っていますので、

華やかな音楽で場を和ませるのも、ステキな演出かと思います。


ただし!!

ひとつだけ注意しないといけないことがあります。

バレエの演目には、悲劇もあります!!

内容をキチンとチェックして選ばないといけないのです。
音楽がカワイイから、という理由だけで選ぶと、

かなり縁起悪いのもあるので、ご注意を!

 

◆選んではいけない、悲劇の有名作品◆

・「白鳥の湖
クラシック・バレエの代表格のような作品ですね。
映画「ブラック・スワン」の印象がまだまだ残っていますが、

この作品は演出によって、ハッピーエンドだったり、悲劇だったりするので、

とりあえず悲劇的な要素は、排除した方がいいかなと・・・

第三幕は、音楽もとても華やかですが、王子は白鳥の姫に化けている黒鳥に

心を掴まれてフラフラしているし。

王子はバカだねぇ・・・まったく。と言った感じなので、

あまり使用しない方がいいと思います!

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・「ロミオとジュリエット
あの「ロミジュリ」は、バレエでもあります。
結ばれないうえ、最後に死んでしまいますから、ダメです!!!

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・「ジゼル」
以前に、フィギュアスケートでも安藤美姫さんや中野友加里さんが

フリー演目で選んでいたと思いますが、これも悲劇です。
第一幕の途中までは、可愛らしい村娘の恋物語・・・の様相ですが、

恋人の裏切りに遭い、自ら命を絶ちます。

第一幕のバリエーションこそ、幸せ絶頂ですが、

この後、即悲しくなるからダメです!!


と、まずはピックアップしない方が良い作品を紹介しました。

 

それでは、有名作品の中で、選んでも大丈夫でかつ、

華やかな雰囲気があるものとは、どんなものかと言いますと・・・・


◆選んで正解!な有名作品◆

・「くるみ割り人形

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クリスマスイヴの物語。序曲も有名ですし、

第二幕でクララ(ロシアではマーシャ)が
出かけるお菓子の国の魔法の城(超メルヘンですね!)の場面は、

華やかでとても可愛いです。

第二幕で踊られる「葦笛の踊り(フランスの踊り)」は、

ソフトバンクのCMでも使われています。

その他の曲も、TVCMなどで耳にしたことがあると思います。
作曲は、チャイコフスキーです。

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・「眠れる森の美女

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こちらも超有名です。作曲はチャイコフスキー

ディズニーアニメの眠れる森の美女の音楽は、

バレエ音楽から出来ていますので、馴染もあっていいかも。

第三幕は、王子と姫の結婚式です。おとぎ話の登場人物たちが、

2人のお祝いに来て踊りを披露するという、これまたメルヘン!!
結婚式には良いと思います。

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・「ドン・キホーテ

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安さの殿堂ではありません。というね、一応お約束で言っておかないとね。
こちらの作品は、スペインが舞台で、音楽の全体的には威勢のいい感じですが、
第二幕二場は、森の妖精や女王が出てくる、とてもロマンチックの場面です。
キューピッドが出てくるので、これまた結婚式に持って来いです。

 

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しかし、妖精とかお菓子の国とか、クラシックバレエは本当にメルヘンです❤

バレエをやっている子との会話で、

「今度の発表会で、リラの精を踊るのー♪」なんて、普通に会話してますが、

バレエをやってない子に「今度、妖精の女王役で踊るんだ」とか言うと

不思議ちゃんぶってるみたいで恥ずかしかったです。

まぁ、バレエの配役って、だいたい妖精か姫ですからね(笑)


少しは話がそれましたが、ご紹介したバレエ作品であれば、
CDなども手に入り易いので、披露宴前の会場を華やかに、

そしてロマンチックに演出してくれると思います。

 

どの音楽も、大人っぽいドレスや、ふんわりしたドレスなど、

どんなドレスともマッチしますので、選びやすいと思います。

いくつかの曲を聴いてみて、使ってみたいものを、

ピックアップしてみてください。


★☆ポイント☆★

結婚式でクラシックバレエの曲を使うなら、

・作品が悲劇かどうかを確認する

これは最重要です。本当に悲劇を使用するのは、やめましょう。

 

・いくつかの作品の曲を聴いて好きなものをピックアップ
youtubeでも音楽は確認できます。

気に入ったものを手に入れてください。

 

 

併せて、こちらの記事もよろしくお願いします。

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