8K:VR と アナログレコード 堪能
土曜日にお台場にある、日本科学未来館に行きました。
デジタルコンテンツエキスポを見に行くために。
展示を観つつ、一番のお目当ては、8K:VR Ride。
昨年も、同じイベントで披露された
8K:VRシアターが更に進化していました。
昨年は、サカナクションの「Aoi」と共に、
東京の景色や、メンバーの姿やライブの様子が
堪能でき、目の前に広がる立体的な景色に、
吸い込まれるようで、とても驚きましたが、
今回体験した、Rideも、これまたすごい。
今回は、Rideという名の通り
まさに、乗り物！という感じでした。
まず部屋に入ると、
遊園地でアトラクションに乗るときに座るような椅子がありました。
座って、シートベルトをつけてスタンバイ。
目の前に、ドーム型ワイドスクリーンがあり、
ここに、映像が映し出されるのです。
ドーム型ワイドスクリーンは、
ちょうどお椀のような形で、椅子に座る人を
包むこむような感じ。
平面スクリーンが180度なら、
ドーム型のスクリーンは200度以上ありそうでした。
なんだか、装着前のコンタクトレンズを
巨大にしたような、そんなイメージ。
このスクリーンに、8Kの立体的な映像が映し出されます。
スクリーン自体も、奥行きがあるので、
映るものに、更に奥行きが
感じられるようでした。
8K VRだけあって、没入感はもちろんですが、
カメラアングルや演出に合わせて、
椅子が動くのです。
まるで自分が鳥になったかのように、上空から
東京の景色を眺めたり。
景色を楽しんでいたと思うと、
上空から街にズームしていくときの感覚は、
ジェットコースターで下に下がっていくときのようで、
（速度は、ジェットコースターほど早くないし、
急降下はしませんけど、今までで似た体験というと
それが近い感覚で）
とても、面白かったです。
写真撮って頂いたのですが、こんな感じ。
今回は、サザンオールスターズの
「東京VICTORY」に合わせて、東京の街を楽しんだのですが、
曲がフルで、5分前後だと思うのです。
でも、今までに体験したことがない、5分間は、
あっという間のようにも思えますが、
もっと長い時間が経っているのではないか、思うほど、
濃い時間でした。
音も5.1chサラウンドだから、
目の前で演奏してるような臨場感。
いま、ブログで感想を書きながら思ったのですが、
この体験、アニメの主人公のような気分になるかも。
ピーターパンで空を飛んでいる感じ。
本当に、子どものころに、夢に思っていたことが
どんどん現実になっているな、と感じました。
デジタルコンテンツエキスポで見たものすべてが、
そんなことを感じる内容でした。
きっと、いまは驚きのものでも、10年以内には、
生活に当たり前のように取り入れられていくものが
たくさんあるんだろうな。
8KVRも、3年後のオリンピックで
実際に活躍するんでしょうね。
さて、そんな未来のことを感じながらも
やはりアナログなものも好き。
近未来を体験したあとに、
銀座のMUSIC BARに行きまして、
美味しいお酒と、美しい音を堪能してきました。
何度行っても、このお店のオシャレな雰囲気にメロメロ。
良い音に、溶ける。
未来の技術も楽しめるし、
アナログなものも、愛でることができる。
なんて良い時代に生まれたのだろう、と
しみじみ思う、雨の土曜でした。
