石井のブログ2

ラジオDJ、ナレーターなど話す仕事とときどきレコメンド書き。音楽中心マイペースなブログ。

シンガポール!③街鳴り音楽編

 2泊3日のうち、観光は1.5日くらいのシンガポール旅。

短い時間でしたが、いろいろと街中を注意深く観察してみました。

 何度思っても、夜景がきれいだったな。

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 行く前から、気にしておこうと思ったのは、

「どんな音楽が流れているのかな?」ってこと。

 

 

チャンギ国際空港に降り立ったものの、

ホテルの場所も何となくしか把握していないダメ人間。

 

なんと言っても、一応買ったガイドブックは、

飛行機のキャビネットの仕舞ってしまい、

フライト中に、情報収集する計画もパァ。

 

まぁ、隣の席になった、マレー人のおじいちゃんが、

いろいろと話しかけてくれたので、本あっても、

読まなかっただろうから、結果オーライです。

オーライなのか?まぁ、いいや。

 

と、いうわけで、ホテルの名前しか分からないから、

タクシー乗って市街地へ。

一応、ホテルから市街地は3000円程度と

空港に案内があったので、

安心して乗ることができました。

 

タクシー乗って、一番良かったのは、

運転手さんが

ラジオをかけていてくれたこと!

 

ラジオは英語の放送のでした。

かかる音楽は、やっぱり定番な感じで、エド・シーランなど。

あとは、たぶん90年代の楽曲じゃないかな、雰囲気からすると、

そんな感じのものが流れていました。

 

夕方だったからか、イブニングショー的な雰囲気の放送で、

そこまで音楽が中心ではない番組でしたが。

サッカーの試合があるみたいで、その詳細を話していたり、

割とネタも雑多な感じでした。

 

ホテルについて、CDショップ大賞のために現地入りしていた

Y川さんと、晩御飯を食べにいきました。

道中でコンビニに寄ったけれど、そこでは何のBGMもなく、

日本でよくある、オリジナル番組のようなものもかかっておらず、

なんだか静かな感じがしました。

 

この日の夜は、クラークキー(Clark Quay)に行きました。

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このエリアは、シンガポール川を望む、日本でいうと、

天王洲みたいな立地に、おしゃれな飲食店やクラブ、ライブハウスが

立ち並ぶ場所です。

 

クラブは、R&Bが得意とか、Hip Hopが得意とか、

やっぱりハコによって特徴があるみたい。

入り口にお兄さんがいて、Welcome的な感じに呼び込みをしていました。

 

こちらも、まぁ割と良く聞く音楽を流して、

みんなで楽しむ、みたいな感じのところが多そうでした。

数が多く、ひしめいているので、だんだんクラクラして、

どこにも入らず。周りの様子を散策して終わりました。

 

クラブは行かなかったけど、

同じエリアにあるライブハウスには、

行ってみました。

CRAZY ELEPHANTというところなのですが、

ロックとブルースが得意なライブハウスです。

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いい感じの雰囲気。

下北沢とかよりも広くて開放的で、

大人が楽しめる感じが、非常にする空間。

ドリンクが、ノンアルでも1000円くらい。

このあたりも大人向けな感じがします。

 

以前に、DEEP PURPLEもライブをしたという、

伝説的な場所なのです。

 

ライブハウスというと、てっきり地下にあるのかと思えば、

パッと見、レストランのような感じ。

テラス席もあり、遮音とか防音のための壁もなく、

開きっぱなしで、お店入らなくても演奏聴ける感じでした。

 

この日は、22時からライブが始まるということで、

バンドがサウンドチェックしていましたが、

一向に始まる気配がない!
ちょっと音を鳴らしては、どっか行ってしまう。

ギターは来た、ドラムも来た、ベースもいるみたいだけど来ない。

 

なんなんだ…

多分、バンドメンバーの服装などから察するに、ハードロック系

バンドなのかな?って感じがしますが、なんでライブやらないんだ?

 とうとう痺れを切らせてしまい、ライブは見ずに帰りました。

 

エントランス・フィー取られないので、

ジュースだけ飲みに来た、

みたいな感じで終わりました…。

 

しょうがないので、肉骨茶を食べて、宿に帰りました。肉骨茶おいしかった。

 

翌日、有名な植物園、

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(Gardens By the Bay)に行きました。

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私が行ったときには、フラワーフェスティバルみたいな、

特別展が開催されていたようで、

飲食テントなども設置されていました。

 

飲食テントは、特別展のチケットがなくても入れるので

覗いてみましたが、フェスめしのような屋台が

たくさん出ていました。

まだ、お昼時でもないので、

人はそんなにいなかったのですが。

 

テント内で流れる音楽は、

エレクトリックが多めな感じでした。

クリーンバンディットの

「シンフォニー feat.ザラ・ラーソン」とかね。

 

でも、その後に、いきなりアデルが流れたり…

まぁ、エレクトリック要素多めですが、

ここ最近の流行りの音楽が雑多に流れている、

みたいな感じでした。

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こういったことは、どの国でも変わらないのかな。

といった感じです。

多くの人が来るところだし、音楽好きのために選曲して

曲をかけているわけでもないですからね。

 

ただ、ちょっと印象的だったのが、リトルインディアという

インド人街に行ったとき。

 

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ヒンズー教の寺院は、とても色鮮やかで美しかったです。

日本の神仏にも共通する神様もいて、興味深かったです。

 

お寺も興味深いのですが、このあたりに行くと、

街で鳴っている音楽は、インドの音楽でした。

インド映画でかかってそうな。

 

シンガポール多民族国家です。

イスラム系の人が住む場所に行けば、

もしかしたら、イスラム圏で聞くような音楽を

耳にすることができたのかも。

 

洋楽もありますが、中国系の人もたくさんいるので、

中華圏の音楽がかかっていることもありました。

 

そもそも街の看板、駅の表記も英語と中国語の併記。

中国語も英語も、両方話す人も多いし、

テレビも、中国語チャンネルもありました。

 

ただ、なかなか街鳴りで

J-POPを耳にすることは出来ませんでした。

 

余談ですが、道すがら見つけたモスク。

とってもきれいでした!

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さて。

日本の曲を聴くことは、なかなかなかったけれど、

JAPAN PARK SINGAPOREに来場していた現地の人は、

日本の音楽もよくご存じでした。

 

CDショップ大賞を受賞した、宇多田ヒカルも、

米津玄師も、BABY METALも知っているとのこと。

 

あと、ステージでライブを行った、

三味線デュオのKUNI-KENさんが、津軽三味線でアレンジした

「千本桜」を演奏したら、みんな日本語で歌えていました。

歌のチカラって凄いなと、改めて思いました。

 

それから、私が気になっているのが、

シンガポールにも、どうやらレコード屋さんがあるみたい。

 

地下鉄に乗っていた時に、チャイナタウンから

白人男性が乗ってきたきたのですが、

レコード下げてたのですよ。

細かくは見えなかったけど、誰かの洋楽の日本盤。

帯がね、日本語で。

 

あれは気になる。

多分、古い洋楽の日本盤とか、

謡曲のとかあるかも…。

次回行ったら、みてみたい。

 

行くために貯金せなな。