石井のブログ2

ラジオDJ、ナレーターなど話す仕事とときどきレコメンド書き。音楽中心マイペースなブログ。

酉の市 二の酉ですが…

11月といえば、酉の市です。

今年は、三の酉までありますが、私は二の酉だった

18日の前日、17日の前夜祭に行きました。

 

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 新宿の花園神社にお参りに行きました。

 

毎年、少しずつ熊手を大きくしています。

 とはいえ、そんな立派な熊手を買えるほどでは

ないのですが。

 

でも、去年より大きなものが買えると嬉しい。

弁天様もついているし!

今年はお店の方が、私に柏手を打って下さって、

とても、とても、嬉しかったです。

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提灯の明かりや、お店の裸電球の中で浮かび上がる

熊手と、人の熱気。

酉の市は、不思議な雰囲気が漂っていて、

とても好きです。

異世界の入り口のような感じがします。

ぼーっとしていたら、どこかに連れていかれそう。

 

酉の市のことを、大いに語っていますが、

実は、私が花園神社で熊手を買い始めたのは、

ほんの3年ほど前のことです。

 

当時、通りすがった花園神社で、

何の気なしにお参りに行き、

そこからお仕事のご縁が広がりました。

そのお礼参りをして…というのを繰り返していて、

といった流れで、神社に定期的に伺うようになり、

酉の市にも行くようになりました。

 

酉の市。

私は、大学で日本文学を専攻していて、

卒論を樋口一葉の『たけくらべ』で書きました。

あの作品のラストは、浅草の鷲神社での酉の市の賑わいと、

主人公の気持ちのコントラストなんですよね。

 

神社こそ違えども、学生時代に何度も読んだ、

酉の市の賑わいの様子を、思い出します。

 

たけくらべ』は、私にとって、とても特別な小説です。

1年かけ読み解き、執筆期間中の一葉の日記まで

全部読みましたからねぇ。

 

話がだいぶ逸れてしまいましたが、

商売繁盛願ってやみません。

頑張る!!

 

そして、それと共に、大学4年生のこの時期は、

PCに頭突っ込み、半分寝ながら卒論書いていたことを

思い出すだけでなく、

主人公美登利や、樋口一葉にも、少し思いを馳せてしまいます。

 

来年も、今年よりも大きな熊手が買えますように。