石井のブログ2

ラジオDJ、ナレーターなど話す仕事とときどきレコメンド書き。音楽中心マイペースなブログ。

アルチンボルド展

上野の国立西洋美術館で、

アルチンボルド展に行ってきました。

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番組でもお話させて頂きましたが、

面白かった!

 

ルネサンス期の宮廷画家アルチンボルド

野菜や花をモチーフにした人物画ですが、

それぞのモチーフが、超リアル。

 

ルネサンス期に、自然科学への興味が

湧いていたことにも、リアルな絵を描く

キッカケになってるそうです。

 

素描画が、たくさんあって、

これだけ精巧な絵を描くには、

やっぱり素描をたくさんするのが

重要だったらしい。

 

何事においても、基本って大事と

痛感しました。

 

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展覧会の入り口で、

自分の顔をアルチンボルド風にしてもらえる、

カメラとスクリーンがありました。

 

個人的には、

音声ガイドがオススメ。

 

やっぱり分かりやすいし、

今回は、アルチンボルド役を

竹中直人さんがされてるので、

世界に入り込みやすかった。

 

時折入るBGMも、

チェンバロの音色だったりして、

ルネサンスの音楽って雰囲気で良かったです。

 

解説のナレーションは、

小川もこさん。

水曜日、10時からのGOOD DAYご担当だから、

毎週、スタジオで入れ替わりの時に

お会いしてるのです。

とても、柔らかくでも、知的な雰囲気で

分かりやすいナレーションでした。

 

国立西洋美術館は、上野だから、

このエリアで、ケーブルテレビのお姉さんを

やっていた私としては、懐かしく、

そして、親しんだ場所でした。

 

ここは、常設展にも、

ステキな絵画がたくさんあって好き。

レオナール藤田もあるし。

 

作者忘れてしまったんだけど、

ダフニスとクロエの絵がすごく

可愛くて好き。

 

なんといっても、

世界遺産の建築物だしね!

 

向かいの東京文化会館と、

国立西洋美術館って、実は呼応しあってるんだよね。

ケーブルテレビ時代に仕入れたネタの

受け売りだけど。

 

国立西洋美術館のエントランスのタイル

(といっても、大きな石の切り目みたいなやつ)と、東京文化会館のホワイエの窓の枠組み。

あれが、同じデザイン…だったはず。

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東京文化会館の窓の黒枠と、

国立西洋美術館の床の枠。

 

確か、

東京文化会館の建築家

前川國男と、

国立西洋美術館の建築家

ル•コルビジェが、

師弟関係だったから、こうなってた。

はず!

 

違ってたら、ごめんなさいー。