とんかつ・・・
存在は知っていたけど、読むの初めてでして、
昨日ミュージックソムリエ協会にお邪魔した時、
偶然置いてあったのを、読ませてもらいました。
めっちゃ楽しい・・・。
なんかね、ワクワクしますね。
渋谷のとんかつ屋さん「しぶかつ」の3代目、
揚太郎くんのとんかつ修行とDJ修行。
フロアをアゲることと、
とんかつを揚げることがリンクして、胸が高鳴る感じ。
お腹も空くけど、それ以上にクラブに行きたくなりました。
久々に・・・(笑)
ハタチの頃は、良く行ってたなぁ。
新入社員の本当に最初の頃は、大して残業も無かったから、
家帰って、ご飯食べて、お風呂入って、
終電でクラブに行くなんてやってました。
バカですね。というか、今だったら、風呂入ったら寝るわ。
本当に。いいな、若いってバカで。
楽しかった。
いろんな音楽を教えてもらった、貴重な体験でした。
・・・と、意味不明なノスタルジーに浸りつつ、
読み進めていたのですが、アゲ太郎くんと
その仲間との友情もなんともステキで、
読み終わった後の気持ち良さもピカイチです。
で、一気にハマりまして、書店で残っていた、
4巻を買いました。2巻3巻をすっ飛ばして4巻という。
4巻の帯には
「とんかつ×DJ×友情・努力・勝利」と書いてありました。
この「友情・努力・勝利」は少年ジャンプの三大原則ですよね。
この言葉は、ヒップホップの定義にも当てはまると、
書かれた本を思い出しまして、それも引っ張りだしてきました。
大和田俊之、 長谷川町蔵著
いくらクラブに行くのが好きな私でも、
B-Girlにはなれない、チキンな文化系なのです・・・
「えー、クラブ行くの意外だね!」とか言われても、
「うるせぇ、コラ」とは言えない小心者です。
この本ね、ヒップホップの成り立ちとか歴史を
紐解きながら、なんでそうなん?
っていう疑問を教えてくれる、本当に楽しい本です。
オールドスクールって何や?とか、
ギャングスタ怖いとか、MVのオネエチャン怖いとか、
そういう恐怖も、知識がない故の未知への恐怖だったわけで。
歴史とか、そういうのが分かると、
「あ~、ふむふむ、ウケる」となる訳ですよ。
「とんかつDJアゲ太郎」が週刊少年ジャンプで連載されていて、
帯に、「友情・努力・勝利」とついていることも、
もはや偶然ではなく、必然なのでは??
と一人で盛り上がってしまいました。
いやー、楽しいわぁ。
しばらくは、アゲ太郎にハマる日が続きそうです。